損害保険ニュース&トピックス 2006年
長期火災保険料上げへ 10年超・来春にも廃止方針を転換
〔2006年9月27日 日本経済新聞より〕
損害保険各社は契約期間が10年を超える長期火災保険についいて、来春にも値上げする方向で調整に入った。
長期火災保険をめぐっては、自然災害が多発し、将来の支払い予想が難しくなったとして廃止する予定だったが、値上げして存続する方針に転換した。同保険は住宅ローンと組み合わせるケースが多く、代理店となっている銀行などのニーズを無視できないと判断した。
火災保険は毎年契約し直す商品と複数年度にわたる商品がある。期間10年を超える超長期の火災保険の年間契約件数は業界全体で100万件前後とみられる。住宅ローンでは貸し倒れを防ぐため、火災保険の保険金請求権に質権を設定するケースが多く、融資期間に合わせられる超長期の火災保険がなくなると銀行の住宅ローン販売に影響が出かねない。現在、補償額3000万円で都内のマンションに30年契約の長期火災保険をかけた場合、保険料は標準的な例で約37万円。
2006年10月15日 22:46